サクっと工程からがんすけを利用する3つのメリット|連携で実現する工程管理
工程管理システムだけでは足りない場面とは
サクっと工程は、単品加工業の現場で広く使われている工程管理システムです。受注情報の取り込み、工程進捗の見える化、作業実績の収集まで一気通貫で行えます。一方で、長期的な計画を俯瞰したいときや、会議資料として印刷したスケジュール表を作りたいときには、別の視点での表現が欲しくなる場面があります。
こうしたシーンで効果を発揮するのが、ガントチャート系生産計画システム「がんすけ」との連動です。サクっと工程で管理している受注情報や工程データを、がんすけ側で読み込んでガントチャートとして表示することで、同じデータを違う切り口で活用できます。
サクっと工程からがんすけを利用する3つのメリット
連動によって得られる具体的なメリットを、現場のシーン別に3点ご紹介します。
- 長期スケジュールを俯瞰できる:1日〜2年の表示切替で計画の俯瞰と詳細を行き来できる
- 会議資料が手早く作れる:印刷プレビュー機能で承認印鑑欄付きの工程表が即発行
- 2度入力が不要になる:サクっと工程の受注情報をそのまま活用できる
メリット1:長期スケジュールを俯瞰できる
サクっと工程は日次の工程進捗を細かく把握するのに適していますが、半年〜1年単位の長期スケジュールを俯瞰したい場面では、ガントチャートの視点が役立ちます。がんすけは表示範囲を1日〜2年までワンタッチで切り替えられるため、同じ案件データを「今日の進捗」「今月の負荷」「年間の山積み」といった複数視点で確認できます。
経営層への報告や、半期の生産会議用の資料を作るときには、長期スケジュールが俯瞰できることが特に重要です。サクっと工程で日次管理しつつ、がんすけで長期計画を表現するという役割分担が、多くの現場で実践されています。
メリット2:会議資料が手早く作れる
がんすけには印刷プレビュー機能があり、承認印鑑欄を設定した状態の工程表がワンタッチで発行できます。生産会議用の資料を作るとき、手書きやExcelで作り直す手間がなくなります。承認者の名前も自由に設定できるため、社内のフォーマットに合わせた工程表をすぐに用意できます。
毎週・毎月の会議の前に、スケジュール表の作り直しに2〜3時間かけていた現場では、がんすけの導入で会議準備の時間が大幅に短縮されたという報告も多くあります。サクっと工程で日々の進捗を管理し、会議のタイミングでがんすけから印刷する、という運用が現実的です。
メリット3:2度入力が不要になる
サクっと工程とがんすけを単独で運用すると、受注情報を両方のシステムに入力する必要があり、二重入力の手間と入力ミスのリスクが発生します。両者を連動させると、サクっと工程に入力した受注情報をがんすけ側で活用できるため、同じ情報を2回入力する必要がなくなります。
役割分担で実現する工程管理の理想形
サクっと工程とがんすけを併用する場合、それぞれの得意分野に応じた役割分担を設計することが重要です。
| 業務シーン | サクっと工程 | がんすけ |
|---|---|---|
| 日次の進捗確認 | ◎ メインで活用 | ― |
| 作業実績の収集 | ◎ スマホ・タブレット連携 | ― |
| 受注情報の管理 | ◎ 一元管理 | ― |
| 長期スケジュール俯瞰 | ― | ◎ 1日〜2年表示 |
| 会議資料の印刷 | ― | ◎ 印鑑欄付き |
| 負荷の山積み・山崩し | ○ | ◎ ドラッグ操作 |
このように、日々の細かい管理はサクっと工程、計画の俯瞰と会議資料はがんすけという役割分担が、多くの現場で機能しています。それぞれを単独で使うより、連動させた方が業務全体の効率が上がります。
連動を活かす運用フローの設計
連動効果を最大化するために、以下のような運用フローを推奨します。
- 受注入力はサクっと工程で一元化(がんすけへは連動で反映)
- 現場の作業実績収集はサクっと工程+スマホ・タブレットで行う
- 日次の進捗確認はサクっと工程の工程進捗問合せ画面を使う
- 週次・月次会議用のスケジュール印刷はがんすけで行う
- 長期計画の俯瞰・経営報告はがんすけのガントチャートを使う
この運用フローにより、現場の管理者の方は状況に応じて最適な画面を使い分けられるようになります。サクっと工程の細やかな管理機能と、がんすけのビジュアル表現力の両方を、無理なく業務に組み込めるのが連動運用の最大の魅力です。
どちらから始めるべきか|現場の状況別ガイド
サクっと工程とがんすけのどちらから導入を始めるかは、現場の状況によって変わります。判断の目安をご紹介します。
サクっと工程から始めるべきケース
複数台での共有運用、作業実績収集、受注情報の一元管理を急ぎたい場合は、サクっと工程からの導入が適しています。会社全体での工程管理の仕組みを整えたいときの本命です。後からがんすけを追加することで、計画俯瞰と会議資料作成の機能を補強できます。
がんすけから始めるべきケース
まずは個人レベルでガントチャートを描き始めたい、PC操作に慣れていない管理者の方でも使いやすいツールが欲しい、という場合はがんすけからの導入が現実的です。2,000円のシェアウェアで30日間の試用期間もあるため、リスクを抑えてスタートできます。導入後に組織全体の工程管理に発展させたくなったタイミングで、サクっと工程との連動を検討するのが自然な流れです。
まとめ|2つのシステムを組み合わせた管理体制
サクっと工程からがんすけを利用することで、細やかな工程管理と長期計画の俯瞰の両立が実現します。長期スケジュールが俯瞰できる、会議資料が手早く作れる、2度入力が不要になる、という3つのメリットによって、サクっと工程単独では補いきれない領域までカバーできるようになります。
導入の順序は現場の状況によって異なりますが、最終的には両者を連動させて使うことで、製造業の工程管理が最も効率的に運用できます。サクっと工程とがんすけの連動運用について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。資料請求・デモのご依頼を随時受け付けております。
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