『Prevision』とエクセル処理
生産体制のフルサポートや収益性の向上を達成
村井鋼機株式会社様|生産管理システム Prevision 導入事例
ユーザープロフィール
- 会社名
- 村井鋼機株式会社
- 業種
- 加工業
- 設立
- 2007年
- 資本金
- 100万円
- 代表者
- 村井 崇 氏
- 所在地
- 〒252-1125 神奈川県綾瀬市吉岡東4-6-27
- TEL
- 0467-70-2306
- 事業内容
- 金型部品・産業機械部品製造・販売
- 導入年
- 2016年
- URL
- https://murai-kohki.co.jp/
課題と導入経緯
神奈川県綾瀬市で金型部品、産業用機械部品の製作を行っている村井鋼機株式会社。
同社では顧客からの納期やコストの要望に応えるため、バリエーションに富んだマシンを揃え、熱・表面処理以外は全て社内で行えるようにしている。試作品から量産品まで幅広い対応が可能となっている。
システム導入前の村井鋼機では、生産管理面でいくつかの課題を抱えていた。
例えば工程の負荷や進捗の「見える化」が進んでいなかったことだ。工程管理を経験や勘で判断していた為、納期遅れが発生し、それを回避するために多くを外注に頼らざるを得ない状況を生み出していた。
また休日出勤で対応すれば良いという考え方が以前から根付いており、結果として普段の仕事に集中できなくなってしまうという悪循環となっていた。
これらの問題の解決のため、生産管理システムの導入に踏み切った。
インプローブの生産管理システム『Prevision』は知り合いのITコンサルタントからの紹介で導入を検討した。
説明を受ける中で、『Prevision』の工程管理機能が分かりやすかったこと、SQLデータベースで情報を管理できること、そしてエクセルにデータを簡単に出力できることに魅力を感じた。他にも「ものづくり補助金」の制度を活用することで費用面でも大きな負担なく導入できることを知り、導入を決定した。
効果
納期遅れ・不要外注がゼロに!
以前は大量の受注が処理しきれず、納期遅れが発生したり外注に頼ったりするなど常に負荷オーバーな状況であった。
そこで『Previson』とPrevisionからデータ連動されているエクセルを使用した工程管理を始めたところ、適切な負荷管理ができるようになった。今では納期遅れがなくなり、不必要な外注依頼もなくなったことで外注コストの大幅削減、利益向上を達成できた。
生産管理体制の「整理・整頓」を実現
これまで多忙で社内の生産管理体制に目を向けられなかった村井鋼機。
『Prevision』導入をきっかけに、工程管理や原価管理、資材・工具といった物の管理などを次々と見直し、改善を行った。社員の工夫もあって原価集計などの事務管理工数の削減や段取り時間の短縮といった生産管理体制の強化に繋がった。
導入効果
中田 真貴 氏
経理と事務を担当していますが『Prevision』導入時、まだ在籍していませんでしたので引き継ぎからのスタートでした。
最初は入力に手間取っていましたが、各機能でCSV取込みができることを知って一気に使いやすいものになりました。私自身、事務経験が長くエクセルは慣れ親しんだものですので、今までの自分の経験を活かせて嬉しかったです。
CSV入力で受注処理ができて、指示・実績データなどを自由にエクセルデータ出力が行えることは、『Prevision』の大きな魅力の1つだと思います。
工程管理についてはガントチャートだけではなく、『Prevision』の受注残データをベースに担当者や工程情報などを一覧形式で記載した資料を作成して行っています。工程情報はフローを分かりやすくするため、工程順に前後の担当者が誰か分かるようにしてあります。割り込み判断をするときにも担当者がすぐに分かるので対応可能かどうかの判断も早くなります。
現場への作業指示書にも工夫をしています。工程コードを細分化させて、指示を明確にし、マシン毎に架空の棚番を設定して材料をどこに入れるのかを指示しています。
工程進捗管理だけでなく材料や工具などの物の管理もこれで全てうまくいくようになりました。他にも過去に行った工程情報を参照して、「前回うまくいかなかったので今回は工程の順番を入れ替えよう」といったアドバイスも行っています。
今後は工程管理に使用しているミーティング資料などのペーパーレス化や予実管理を目標に取り組んでいきたいと考えています。
『Prevision』を導入して1番嬉しかったことは負荷が見えるようになったことです。
以前は受注を断ることなく全て引き受けていたのですが、負荷が分からなかったので常にキャパオーバーな状態でした。その結果、休日出勤が当たり前のようになったことで従業員の士気が下がり、生産性が落ちるといった悪循環が生まれていました。
『Prevision』導入後は、工程管理がしっかり行えるようになり、「決められた時間内で最大限成果を出す」といった考えが徐々に根付いていきました。おかげで生産性の低かった休日労働からは解放され、全体的な収益性も大幅に改善されました。「工程進捗問合せ画面」で納期回答も素早く行えるようになったので顧客からも喜ばれました。
またバーコードを活用した『サクっとPOP』で簡単に正確な作業実績が収集できるようになったことで、従業員毎の生産性が把握できるようになりました。
導入前は誰がどれだけ利益を生み出しているかが分かりませんでしたが、今では数字でしっかりと確認できるようになったのでありがたいです。このおかげで頑張っている従業員に対して根拠を持って給与のベースアップを行うことができるようになりました。これからは今以上に従業員の努力を正しく評価していく予定です。
当社は同業他社と比べて事務員の割合が高いですが、そのおかげで非常にうまく運用できていると感じています。
生産性の高い作業員とそれを手厚くサポートできる事務員が揃っているからです。事務員も含めた1人当たり粗利益も当初の目標値を達成できたので、どんなに厳しい経営環境にも耐えられると考えています。
『Prevision』を導入することで達成できた組織と業務のスリム化をこれからも維持しつつ、今後は量産品を増やして経営基盤を安定させたり、更なる利益拡大を図っていく予定です。



この事例で使われているシステム
生産管理システム Prevision|受注生産の部品加工業・組立業向けのシステムです。製番単位の工程管理、図面のフォルダ管理、実績収集による原価把握に対応しています。
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